捨てるのは簡単だ
言葉も夢も愛も心も
いらないと思えばいつでも捨てられる

手に入れるのは簡単だ
彼方も意味も情も己も
必要だと思えばどうにかして手に入れられる

手放せば手に入るち ...

突きつけられた感情を嚥下する暇すらなく
怒涛のように流れ込む言葉は心を突き刺す
何も考えていないわけでも知らないわけでもない
考えて知っていて思ったからこそここにいる
勝利せよと突き動かされるようにまろ ...

何故もこう愚かなのだと罵られ
その存在こそが不必要なのだと嘲笑う
意味もないのにここにいることは
塗りつぶした顔から背ける行為と違うのか

何度も言われたその”意味”を
“意味”を”意味”を” ...

帰っておいで
帰っておいで
いつでも
どこにいても

帰っておいで

君に似た人を見かけると魂を持っていかれる気がするんだ

私の手から抜け出したあの透明な無色な殻は
ひび ...

感じるままにあれと君は言うけれど
それほどまで何かを感じることなどないのだとしたら
僕は何か欠落したままあるのかもしれない

あざとい女は陳腐だけれど心地が良くて
本意を隠した女は気持ちが良いが冷たい ...

完璧を是とする愚かしい前提は
無駄という愚者の行為を嘲笑う

ひとつ話をしてやろうと囁いた
無垢な感情など唾棄すべきだと

零よりいでし残骸など虚しくて
その身より零れ落ちる後悔の念 ...

塗りつぶした道は引き返す術がない
そこにあるものはひどく滑稽で
絶望だとか虚しさだとかそんなものは全てを超越している
立ち上がるだけの気力も体力もなくて
このまま消えてしまえればどんなにか楽だろうとそれ ...

それを愛とか情とかいうには、私たちは幼すぎた。
お互いさえあればいいと思ってしまったのは、世界が狭すぎた故だろう。
小さな小さな箱庭で一緒にいられればそれでよかった。

私は君で、君は私で。
手をつな ...

可哀そうな女だ、とあなたは言った
どんなにお前が想っても想っても気づいてもらえないのは可哀そうだ、と
そういうものなのだろうか
私はあの人のことを想うだけで心があたたかくなる
私はあの人のことを考えるだ ...

呪いをかけた
わたし以外の人が見えなくなりますように
わたし以外の人のことを考えなくなりますように

呪いをうけた
おまえしか見えなくなりますように
おまえのことしか考えなくなりますように ...