考えるだけ無駄なことはいつも、

何故もこう愚かなのだと罵られ
その存在こそが不必要なのだと嘲笑う
意味もないのにここにいることは
塗りつぶした顔から背ける行為と違うのか

何度も言われたその”意味”を
“意味”を”意味”を”意味”を
考えたところでそれこそ”意味”がないことだろうに

ここにある全てはほろほろと零れ落ちてゆく
足場をなくした今はどこへも行けずに嘆く
いるべきではないのはわたしかあなたか

そうあるだけの”意味”を彼らは持ちえない

 

(初出:2018.3.30)